以下は、Cloud9環境でReactアプリケーションを設定し、開発を始めるためのステップを説明したナレッジ資料のマークダウン形式のドキュメントです。このドキュメントは、NVMとNode.jsのインストール、メモリ不足対策、Reactアプリケーションの作成、およびAWS CodeCommitを使用したバージョン管理の設定方法をカバーしています。
```markdown
# Cloud9でReactを使うための環境設定ガイド
このガイドでは、Cloud9環境でReactアプリケーションの開発を始めるために必要な手順を説明します。
## NVMのインストール
Node Version Manager (NVM) を使用して、Node.jsのバージョンを管理します。
1. **インストールスクリプトの実行**:
```bash
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.1/install.sh | bash
```
このコマンドは、nvmの最新バージョンをインストールします。`v0.39.1`はこの例で使用していますが、[nvmのGitHubリポジトリ](https://github.com/nvm-sh/nvm)で最新バージョンを確認してください。
2. **環境設定の更新**:
インストールスクリプトは、`~/.bash_profile`、`~/.zshrc`、`~/.profile`、または`~/.bashrc`にnvmの初期化スクリプトを追加します。変更を反映させるためには、新しいターミナルセッションを開くか、以下のコマンドを実行してください:
```bash
source ~/.bash_profile # Bashを使用している場合
source ~/.zshrc # Zshを使用している場合
```
3. **NVMの動作確認**:
```bash
nvm --version
```
正常にインストールされていれば、インストールされたnvmのバージョン番号が表示されます。
## Node.jsのインストール
```bash
# インストール
nvm install node
# 最新版を使用するように設定
nvm use node
```
## メモリ不足対策としてスワップファイルを作成
```bash
sudo dd if=/dev/zero of=/var/swapfile2 bs=16M count=128; sudo chmod 600 /var/swapfile2; sudo mkswap /var/swapfile2; sudo swapon /var/swapfile2
```
vimの編集画面で最終行に以下を追加します。
```
/var/swapfile2 swap swap defaults 0 0
```
## Reactアプリケーションの作成
```bash
# メモリ領域を確保してから実行する
export NODE_OPTIONS="--max-old-space-size=1024"
npx create-react-app my-app
cd my-app
npm start
```
## AWS CodeCommitでgit管理
1. CodeCommitのリポジトリを作成しておくこと。
2. 以下のコマンドを実行して、ローカルリポジトリを初期化し、CodeCommitリポジトリに接続します。
```bash
git init
git remote add origin codecommit://{レポジトリ名}
git add .
git commit -m 'first commit'
git push --set-upstream origin master
```
[AWS CodeCommitのセットアップ方法](https://www.appliot.co.jp/blog/aws%E3%81%AEcodecommit%E3%81%AB%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6push%E3%81%99%E3
%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/)については、詳細なガイドを参照してください。
```
このドキュメントは、Cloud9上でのReact開発環境の構築から、アプリケーションの作成、バージョン管理の設定まで、スムーズに進めるための基本的な手順を提供します。
